lovelive_GTのブログ

ラブライブとスーパーGTが大好きな大学生。

ダイスキだったらダイジョウブ!を紐解く ~今振り返るラブライブ!サンシャイン!!の楽曲~

どうも〜。今日劇場版11回目見に行ったんですけど、

あんなのずるいじゃん。

皆かわいいしさ、1年生の成長に感動するし、楽曲はAqoursのこれでもか!というかくらいの必殺曲。Brightest MelodyとNext SPARKLING!!はまともに聴けなかった(泣きすぎて)。挿入歌シングルが全部リリースされたら、劇場版の考察などもしようと思ってます。

さて今日は前回の予告通り、ダイスキだったらダイジョウブ!を紐解いていこうかと思います。

この前一緒にカラオケ行った後輩が好きな曲らしいです。

自分もこの曲本当に大好きなんですよね。頑張れる。

では早速ダイスキだったらダイジョウブ!の紹介から
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ラブライブ!サンシャイン!! 1期3話の挿入歌として登場。Aqoursを結成してから初のライブ千歌、曜、梨子の3人で披露しました。歌詞はとても「千歌」、「The Aqours」を感じる曲。衣装はそれぞれのメンバーカラーとなっており、μ’sSTART:DASH!!Aqoursバージョンのように見えます。

この曲で初めて

Aqours サンシャイン!」

のコールが登場し、筆者の思い入れも強いのです。初々しいコールなんですよねこれが。

ダイスキだったらダイジョウブ!(以後ダイダイ)はストレートなメッセージが中心となっていますが、所々で「何を指しているんだろう?」と思うような箇所もあり、意外と解釈が難しい曲でもあります。

なお、この考察や解説は筆者の個人的な意見でしかないので、これが正解では全くありません。ぜひ温かい心で読んでいただければ幸いです。

さて曲の始まり

「キラリ!

ときめきが生まれたんだと

気がついたワケは 目の前のキミだってことさ」

ここの歌詞は中々解釈が難しく、筆者もちょっと悩みました。

ときめきが生まれた瞬間、そして目の前のキミとは一体いつ、何を指しているのか。ここがキーポイントになると考えています。

まずときめきが生まれた瞬間の考察からです。

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1期3話の2年生3人がバスで帰っている際に千歌が

「やっと曲が出来たばかりだよ。ダンスもまだまだだし。」

つまり3話が始まってOPが終わる頃には曲が完成していたということになります。(曲作り早すぎ笑)
よってこの「ときめき」はそれ以前に出会ったものと考えられます。そうなると考えられるのは2つあります。

1. μ’sやスクールアイドル
2. 曜と梨子(スクールアイドルを一緒にやりたいと思う仲間に出会えた事)

悩みますよね。しかし千歌がμ’sに出会って生まれた、感じたのは「輝き」です。輝くとトキメキには全く異なる意味があります。輝くは生き生きと明るさが溢れる状態、トキメキは期待や喜びで胸踊る状態のことを指します。なので自分は2番の曜と梨子の方だと思っています。

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まずダイダイは、決めたよ Hand in Hand(以後ハニハ)の続きやアンサーソングのようなものだと考えています。実際、ハニハは3人で歌ってはいますが、これから3人になるAqoursへの架け橋のような曲であって、この時は本当のAqoursにはなっていません。そのためハニハには未来のことを表現した歌詞が多かったのではと思います。

ここでハニハのAサビの終盤を思い出してみてください。

「一緒になったら飛べるかな

じゃあためらわないで もうあきらめたくない

決めたよ! これからさぁどこ行こう

手に手を取っていこう!」

ダイダイの冒頭

「キラリ!

ときめきが生まれたんだと

気がついたワケは 目の前のキミだってことさ」

なんか繋がってるように見えませんか。筆者はこれを見た時「おぉ!!!!」と感動を覚えました(笑)

ハニハの後に一緒にスクールアイドル活動をすることになった2年生3人。この3人が繋がって、Aqoursと運命の出会いをし、結成した瞬間。その時に「ときめき」が生まれたんだと気付いた。つまり、前述したトキメキの意味も含めて「目の前のキミ」とは、曜と梨子、ひいてはAqoursとの出会いなのです。

千歌の中では輝くという状態からメンバーが揃い始め、グループとして本格始動することへの「ときめき」が生まれたのでしょう。

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Aメロ
「やってみたい

動き出した心は まだ迷いを抱えて揺れているよ

それでもスタートしたのは 運命かな

気持ちが繋がりそうなんだ」

2年生3人の素直な気持ちが歌詞に表れていて、この部分は筆者もとても好きなフレーズの1つです。

「やってみたい」

このフレーズ。単に口に出すだけではどうってことない言葉も、曲調とAqoursが歌う事によって「重み」と「希望」を感じるフレーズになります。今のAqoursを知っている私たちからすれば、ここが始まりだったんだと原点回帰した気持ちになり、とても感動します。

「動き出した心は まだ迷いを抱えて揺れているよ」

スクールアイドルの世界に飛び込んで、スタートを切った2年生ですが、そこは全く足を踏み入れたことの無い領域。何もかもが新しく戸惑うのは当然でしょう。さらに、迷いは曲作りなどに対してももちろんあるでしょうが、周囲の人に受け入れてもらえるのかという不安も込められているように感じます。

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過去に浦の星で成功出来なかったスクールアイドルの道を、0から新たに道を開拓して行くのはとても大変です。不安だし、心に迷いも生まれます。
しかしその中でも

「それでもスタートしたのは運命かな」

何かに導かれるようにμ’sと出会い、スクールアイドルを始め、この先にきっと輝ける未来があると信じて今は1歩を踏み出した。その未来に何かを感じていたのかもしれません。そんな未来に導かれるかのように踏み出したAqoursは、それを運命と表現したのです。

「気持ちが繋がりそうなんだ」

ここは言葉に表すのがとても難しいのですが、 このダイダイを披露するまでに千歌たちがしてきた苦労や努力が、ようやく実を結びそうな予感がしたという事だと筆者は捉えています。更に+‪α‬として、これから出会っていくAqoursメンバーと繋がる未来も表現しているように感じます。

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それではBメロへ

「知らないことばかり 何もかもが (どうしたらいいの?)

それでも期待で足が軽いよ(ジャンプだ!)

温度差なんていつか消しちゃえてね

元気だよ 元気をだしていくよ」

最初の曜パートの部分は、Aメロをより詳細に説明する役割と、彼女たちのより本音に近い形での表現によって、聴く人に親密感を持たせる役割を持っています。

「それでも期待で足が軽いよ(ジャンプだ!)」

梨子パートでは、不安や迷いはありながらも、それ以上に「ときめき」が強く、これからのAqoursへの期待と楽しみな気持ちでいっぱいという3人の素直で明るい気持ちが表現されています。Aqoursらしい「ジャンプだ!」などの表現も、気持ちの高ぶりを感じさせます。

「温度差なんていつか消しちゃえてね

元気だよ 元気をだしていくよ」

千歌パートの最初の「温度差」。これは一体何の温度差なのか。筆者の意見としては、これは千歌たち3人以外との温度差なのだと思います。

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千歌たちがスクールアイドルを始めた際、周りの反応は決して歓迎するようなものではありませんでした。勧誘の際には見向きもされず、ダイヤには断固拒否され、志満姉には小馬鹿にされ、やっとライブができると思えば体育館を埋めなければならない。しかも全校生徒が全員来ても埋まらない状況で。千歌たちの気持ちとは裏腹に、周りが取り巻く環境は厳しいものでした。そんな状況を温度差と表現しています

しかし、そんな反応や状況も自分たちが常に前を向いて輝くことによって、いつか変えてみせるという強さを感じさせる歌詞です。
その後の

「元気だよ 元気をだしていくよ」

は前を向く歌詞ではありますが、不安や悲しみの感情があってからの、元気を出そうという1回沈んだ気持ちを奮い立たせるフレーズに聴こえます。

サビ
「キラリ!

ときめきが生まれたんだと 気がついた時に(いたんだよ)

目の前にキミがいた

キラリ!

あつくなる自分見つけたよ

この光は(キレイだよね) もっとキラリ(まぶしい希望)

ダイスキがあればダイジョウブさ」

サビの最初の部分は曲の冒頭とほぼ同じ解釈で良いと思います。しかし言い方が少し変わっています。これは断言することによって、「ときめき」が生まれた瞬間の大切さ、曜と梨子と出会った喜びをより強く表現しているのではないかと考えています。(正直この部分はほんとに分からず、裏付けのない想像になってしまい申し訳ありません。)

その後2回目のキラリの後。スクールアイドル活動を3人で続ける中で、3人ともそれぞれ自分の中にスクールアイドルが好きだという感情が芽生えたのでしょう。あつさ=スクールアイドルに対するあつさです。

「この光は(キレイだよね) もっとキラリ(まぶしい希望)

ダイスキがあればダイジョウブさ」

この光とはサビの各冒頭にもある「キラリ!」。つまりスクールアイドルに対する「ときめき」です。曜と梨子の「キレイだよね」はスクールアイドルが大好きということを、とてもキレイに表現していて、筆者はとても大好きな部分です。

「もっとキラリ(まぶしい希望)」

ここではそのスクールアイドルに対する「ときめき」をもっと輝かせて、周りに伝えたいというメッセージが込められています。それはとてもまぶしい希望であり、希望が生まれる瞬間でもある。それがこのフレーズに込められたメッセージだと思います。

そして最後

「ダイスキがあればダイジョウブさ」

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どんなに苦しく辛い状況であっても、大好きなものであればやっていける、前に進んでいける、輝いていけるという短く単純な歌詞の中に、とても素晴らしいメッセージが込められた歌詞だと思います。

曲全体としては1期2話~3話の総括のような印象もあります。この曲には千歌たちのスクールアイドルに対する強い愛が感じられます。中には彼女たちの苦労も感じる歌詞もありますが、それをAqoursらしくプラスに捉えていく曲です。皆さんも下を向きそうな時この曲を聴いてみてはいかがでしょうか?

とても長くなってしまい申し訳ありません。意見がまとまってない部分、上手く解説できてない部分もありながらも最後まで読んでくれた方、本当にありがとうございます。

次回は 夢で夜空を照らしたい です。

ではまた次回お会いしましょう。